痩せるメニュー夕食編
ダイエットの基本として、就寝前2時間以内の食事は厳禁です。夕食の時間帯は自分のライフスタイルに合わせて設定してください。また、その日の朝食、昼食の摂取カロリーを積算して、炭水化物が超過していれば夕食は炭水化物抜きでもかまいません。
夕食の時間
朝食、昼食はその日の活動に必要なエネルギーを補給しなければなりませんから、しっかり炭水化物を摂取しないといけません。しかし、夕食後は比較的体を動かすことが少なく、エネルギーはあまり必要ありません。まして寝てしまうと基礎代謝に必要なエネルギーだけでよいわけですから、夕食に摂取したエネルギーは寝るまでの間に消費してしまうことが大切です。したがって、食事をしてエネルギーを消費するには最低でも2時間くらい必要とされていますから、就寝前2時間以内に摂取した炭水化物は脂肪として蓄えられる可能性が高いわけです。
夕食こそ時間をかけて食べる
朝食や昼食は時間に追われて食べることが多いので、時間をかけてよく噛んで食べることができないかも知れません。それに比べて夕食は比較的ゆっくり時間をかけて食べることができるのではないでしょうか。
人は食事をしてある程度時間が経たないとお腹がいっぱいになったと感じません。そのタイムラグを考慮してよく噛んで食べると少ない量で満腹感が得られます。太っている人は必ずといって良いほど早食いです。満腹感が得られる前にどんどん食べてしまい、気付いたらお腹がぱんぱんになるほど食べていた、といった食べ過ぎ状態を多く作り出してしまいがちです。
おすすめ夕食メニュー
よく噛んで食べるメニューの筆頭は玄米です。少し芯が残ったような食感なのでよく噛んで食べるということに適しています。玄米は食物繊維も豊富に含んでいますから糖の吸収も緩やかになり、就寝まで空腹感を感じさせないようにしてくれるでしょう。また、朝食、昼食では不足しがちな野菜もたっぷり夕食で摂るように心がけましょう。厚生労働省では、野菜を1日350g以上摂取するよう薦めています。生野菜だとかなりの嵩になりますから、煮たり蒸したりして体積を減らす工夫をする必要があります。
現代人は柔らかい物を好んで食べていますから、どうしても早食いになってしまいます。野菜を選ぶときも少し歯ごたえのある物を食べてはどうでしょう。ゴボウやレンコンは噛めば噛むほど味がよく分かり、食物繊維を豊富に含んでいますからダイエット食にピッタリです。きんぴらにしたり煮物にして夕食の1品に添えれば良いと思います。