太る仕組み

痩せるにはどうすればよいかを考えるときに、どうすれば太るのかが分かれば対処できるということです。太る仕組みが分かれば痩せる方法も見えてくるわけです。

炭水化物

脂肪の元となるものに炭水化物がありますが、炭水化物は人の活動になくてはならないエネルギーを供給してくれる大切な栄養素です。しかし、食事から取り込まれる炭水化物が多量だと、一部はすぐにエネルギーとして使用できるグリコーゲンという形で貯蔵されますが、分子構造が大きいため多量には蓄えることができません。そこでより効率よく貯蔵できる形になったのが脂肪です。グリコーゲンのエネルギー化は簡単な代謝で行われますが、それに比べて脂肪のエネルギー化には少々複雑な代謝が行われるため、燃焼されるまで少し時間が掛かってしまいます。

脂質も脂肪の元になる栄養素ですが、エネルギー源のほかには細胞を形成するうえで脂質が必要とされていますから、極端に脂質の摂取を制限すると細胞膜が弱くなり、肌が荒れたりウイルスの侵入を防げなかったりします。

摂取カロリーの比率から言えば、炭水化物は60%前後が良いとされ、脂質は20~25%を超えると生活習慣病が増えると言われていますから、この数字を目安に摂取する食品、調理方法を考えなければなりません。

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